
仕事しながらできるトレーニングはないかな。
こんな疑問にお答えします。仕事時間をトレーニングの時間に変えることができれば細マッチョへの道は近づきます。この記事では、アイソメトリックトレーニングを紹介します。
「アイソメトリック(Isometric)」トレーニングを知ろう
トレーニングと聞くと、激しく押したり、引いたりと動くことを思いがちですが、「止める」という動作も実は非常に重要なトレーニングです。
この「止める」トレーニングは、「アイソメトリック」と呼ばれる手法で、筋肉を伸び縮みさせず、体を止めたままの状態で力を入れるものです。動きがないので、周りの人から見てもわからずトレーニングできます。
「スロートレーニング」のすすめ
普段、運動をしていない人がいきなり激しい運動をすると怪我の原因になりかねません。たとえ軽い負荷だとしても、動かすスピードが速いとあらぬ方向に体が持っていかれ、関節を痛める原因になり、そうなるとトレーニングどころではありません。
スロートレーニング(High Intensity Training)は、その逆で、その名の通り、スローにじっくり2秒で上げて、4秒で元に戻すといった手順で行います。クイック・リフトのように反動を利用せず、筋肉にしっかりと負荷をかけ続けますので、短時間に高いトレーニングを得られる方法です。
おまけに動作がスローなので、怪我をしにくいです。
スロートレーニングは、周りから見てもトレーニングしていることが分かりにくく仕事しながら細マッチョボディをゲットするのに非常に効果的な方法です。
トレーニング負荷をかける手順
同じトレーニングをずっと続けても得られる効果は頭打ちになります。
その理由は、
・体、筋肉が負荷に慣れる
・トレーニングに飽きる
からです。
一般的には、6週間でトレーニングメニューを入れ替えて、新たな刺激を組み込んだ方が良いと言われています。
そこで、スロートレーニングをする際には、負荷をかける手順を定期的に変えましょう。
目安は1か月に一度。たとえば、電車のつり革を引っ張るトレーニングをする場合、
・2秒で引っ張り、10秒で戻す
・5秒で上げて、5秒止めて、5秒で戻す
・30秒間キープ
のように負荷を定期的に変えることで、体が慣れることを防ぎます。
スロートレーニングの特徴
次の特徴があります。
①スローだから、怪我をしにくい
先ほども少し触れましたが、速い動きのトレーニングだと、負荷が筋肉よりも関節に行きやすく、腱や、靭帯を痛めがちです。スロートレーニングは、筋肉に直接負荷がかかるので、怪我をしにくいトレーニング手法です。
②スローだけど、筋肉はクイックに付く
スローな動きで直接筋肉に負荷をかけるので、体、関節のどの角度にも満遍なく刺激を与えられます。
③スローだけど、短時間で終わる
反動を使ったクイックなトレーニングだと、筋肉に負荷を与えているようで、実は本来鍛えたい筋肉とは別の筋肉に負荷がかかったりするので、効率が悪いことがあります。スロートレーニングだと、そんなごまかしがきかないので、わずかな時間、回数で鍛えることが可能です。
④基礎代謝が上がる
筋肉が効果的に付くことで、基礎代謝が上がり、脂肪燃焼しやすい体になっていきます。まさに細マッチョダイエットに効果的なトレーニング手法です。
まとめ
オフィスで仕事しながらできるトレーニング手法として、アイソメトリックトレーニング、スロートレーニングがお勧めです。
ゆっくりした動作でも、筋肉にはしっかり負荷をかけることで短時間ですが、効果的に筋力アップができる、まさに仕事しながらできるトレーニングです。
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